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マンションの固定資産税はいくら?評価額・住宅用地の特例・新築の減額から計算

公開日:2026年10月21日 運営:合同会社GILOS

家を買うと、毎年「固定資産税」と、地域によっては「都市計画税」がかかります。住宅ローンの返済額ばかりに目が行きがちですが、年に十数万円になることもある大事な費用です。 この記事では、固定資産税のしくみと計算方法を、総務省と東京都主税局が公開している情報をもとに解説し、マンション1戸を例に税額を計算します。

固定資産税の基本

年の途中で家を買った場合、その年の税金は1月1日時点の所有者(売主)に課税されるため、購入時に日割りで精算するのが一般的です。 詳しくは家を買うときの諸費用はいくら?で説明しています。

都市計画税

都市計画区域の市街化区域にある土地・建物には、都市計画税がかかる場合があります。東京23区の税率は0.3%で、ほかの市町村では税率が異なったり、課税されなかったりします。 計算のもとになる評価額は固定資産税と同じです。

税金を軽くする2つのしくみ

住宅用地の特例(土地)

住宅が建っている土地は、課税のもとになる額が次のように小さくなります。マンションの場合、敷地を戸数で分けるため、多くは小規模住宅用地に当たります。

区分固定資産税都市計画税
小規模住宅用地(住宅1戸につき200㎡まで)評価額 × 1/6評価額 × 1/3
一般住宅用地(200㎡を超える部分)評価額 × 1/3評価額 × 2/3

新築住宅の減額(建物)

床面積などの要件を満たす新築住宅は、建物の固定資産税が新たに課税される年度から3年度分(3階建以上の耐火・準耐火建築物は5年度分)、 居住部分120㎡までに相当する税額の2分の1に減額されます。認定長期優良住宅はさらに期間が長くなります。都市計画税は減額されません。

注意:新築住宅の減額は期間が終わると元の税額に戻ります。「数年後に急に固定資産税が上がった」という場合、多くはこの減額期間の終了が理由です。

計算例:新築マンション1戸の場合

説明用に、土地(敷地の持分)の評価額を1,500万円、建物の評価額を1,200万円、都市計画税は東京23区の0.3%とします。 建物は3階建以上の耐火建築物で、新築住宅の減額は5年度分、床面積は120㎡以下とします。

年間の税額(仮の評価額による計算例)
項目計算減額期間中減額終了後
土地・固定資産税1,500万円 × 1/6 × 1.4%35,000円35,000円
土地・都市計画税1,500万円 × 1/3 × 0.3%15,000円15,000円
建物・固定資産税1,200万円 × 1.4%(減額中は1/2)84,000円168,000円
建物・都市計画税1,200万円 × 0.3%36,000円36,000円
合計170,000円254,000円

この例では、減額期間中は年170,000円、減額が終わると年254,000円になり、年84,000円増えます。 マンションでは土地の持分が小さく住宅用地の特例も効くため、税額の多くを建物の部分が占めます。建物の評価額は年数とともに下がるため、税額も少しずつ下がっていくのが一般的です。 なお、土地には税額が急に上がらないよう調整するしくみがあり、評価額どおりの計算にならない場合もあります。

当サイトの試算での扱い

当サイトのシミュレーターでは、評価額がわからない段階でも目安を出せるよう、固定資産税を「購入価格 × 15% × 1.4%」で概算しています。 5,000万円の物件なら年105,000円(月8,750円)です。 この概算には都市計画税や、新築減額の終了による増加は入っていません。上の計算例のように、実際の税額はこれより高くなることも低くなることもあります。

実際の税額を確かめる方法

制度の詳細は総務省「固定資産税」や、東京都主税局のよくある質問(固定資産税・都市計画税)で確認できます。 マンションでは固定資産税のほかに管理費・修繕積立金もかかります。値上がりの影響は管理費・修繕積立金はどれくらい上がる?をご覧ください。

自分の条件で確かめるには

詳細試算では固定資産税の目安が毎月の住居費に含まれます。 実際の税額がわかったら、目安との差が毎月いくらになるかを足し引きして、無理のない住居費かを確かめてみてください。

毎月の住居費を試算する →

記事中の数値は当サイトのシミュレーターと同じ計算式で算出した概算です。税金・保険料・個別の契約条件は含まれません。 計算式の詳細は計算根拠と比較例をご覧ください。

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