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年収からいくらまで借りられる?返済負担率で見る住宅ローンの借入額の目安

公開日:2026年10月21日 運営:合同会社GILOS

家探しを始めると、「年収でいくらまで借りられるか」が気になります。金融機関が貸してくれる額には目安がありますが、借りられる額と無理なく返せる額は同じではありません。 この記事では、年収と毎月の返済額の割合(返済負担率)から借入額を計算し、どこまで借りるかを考えるための材料をまとめます。

返済負担率とは

返済負担率は、年収に占める1年間のローン返済額の割合です。年収600万円の人が年間150万円(月12.5万円)を返済するなら、返済負担率は25%です。 審査では、住宅ローンだけでなく自動車ローンやカードローンなど、すべての借入の返済を合計した「総返済負担率」で判断されるのが一般的です。

たとえば住宅金融支援機構のフラット35の利用条件では、総返済負担率の基準を年収400万円未満なら30%以下、400万円以上なら35%以下としています。 この基準は「ここまでなら貸せる」という上限で、「ここまで借りても安心」という意味ではない点に注意してください。

年収・返済負担率別の借入額の目安

35年・元利均等・金利1%で、返済負担率ごとに借りられる額を計算しました。ほかの借入はないものとします。

借入額の目安(35年・元利均等・金利1%)
年収負担率20%負担率25%負担率35%
400万円2,360万円(月66,667円)2,950万円(月83,333円)4,130万円(月116,667円)
600万円3,540万円(月100,000円)4,420万円(月125,000円)6,190万円(月175,000円)
800万円4,720万円(月133,333円)5,900万円(月166,667円)8,260万円(月233,333円)
1,000万円5,900万円(月166,667円)7,380万円(月208,333円)1億330万円(月291,667円)

年収600万円で返済負担率25%なら、毎月の返済は125,000円、借入額は約4,420万円になります。 上限の35%まで使うと借入額は大きく増えますが、毎月の返済も年収の3分の1を超えます。

審査では高めの金利で計算されることがある

民間の金融機関の審査では、実際に借りる金利ではなく、それより高い「審査用の金利」で返済負担率を計算することがあります。 金利が上がっても返せるかを見るためです。同じ年収・負担率でも、計算に使う金利が高いと借りられる額は小さくなります。

同じ返済額で借りられる額(35年・元利均等)
年収・負担率金利1%で計算金利3%で計算
400万円・25%2,950万円2,160万円
600万円・25%4,420万円3,240万円
800万円・25%5,900万円4,330万円
1,000万円・25%7,380万円5,410万円

年収600万円・負担率25%の場合、金利1%で計算すると約4,420万円ですが、3%で計算すると約3,240万円になります。 審査で使う金利や基準は金融機関ごとに違うため、事前審査で確認してください。

「借りられる額」と「無理なく返せる額」の違い

返済負担率には含まれないものの、家を持つと毎月かかる費用があります。

たとえば4,500万円を金利1%・35年で借りると、ローンの返済は月127,029円ですが、管理費・修繕積立金(各1.5万円)と固定資産税の目安を加えると、 当サイトの試算では毎月の住居費は164,904円になります。

ポイント:借入額を決めるときは、ローンの返済だけでなく「住居費の合計」が手取り収入の何割になるかで考えると、家計への影響がわかりやすくなります。

借入額を決めるときのチェックリスト

金利のタイプによる違いは変動金利と固定金利はどっちが得?、 購入時に現金で必要なお金は家を買うときの諸費用はいくら?で解説しています。

自分の条件で確かめるには

かんたん試算に購入価格・頭金・金利を入れると、ローンの返済に管理費・修繕積立金・固定資産税を加えた毎月の住居費が計算されます。 いくつかの借入額で試して、手取り収入に対して無理のない金額を探してみてください。

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記事中の数値は当サイトのシミュレーターと同じ計算式で算出した概算です。税金・保険料・個別の契約条件は含まれません。 計算式の詳細は計算根拠と比較例をご覧ください。

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